子育てで、自分をコントロールする教育法。「コモンセンスペアレンティング」の紹介⑥

コモンセンスペアレンティング

自分自身をコントロールするには?

前回は、色々予防策を講じても、それでも起きてしまう子どもの問題行動に対応するための、問題行動を正す教育法をお伝えしました。

今日は更に、問題行動を正す教育法が上手く行かなかった時にどうするのか、ということで、自分自身をコントロールする教育法をお伝えしたいと思います。

ちょっと長いけど、いざというときのためにぜひ知っておいてほしい方法です。

問題行動が起きたら、まずは問題行動を正す教育法で注意をします。

でもそれが効かなかった時、自分自身をコントロールする教育法の出番です。

私の場合

例として、弟のオモチャをお姉ちゃんが取って、私が注意したけど聞かず、言い合いになったときにどうするのか、説明しますね。

親が、落ち着くヒントを実行する

まずは、親が落ち着きましょう。

イライラした気持ちを鎮めるのは大変ですが、これができないと、全てうまくいきません。

落ち着くヒントを実行して、何としてでも鎮めましょう。

落ち着いて、子供とじっくり向き合う、勝負の時ですよ。

私は、イライラした時は子どもの声を聞いていると余計にいらいらしてしまうので、一旦部屋を出ていきます。

子どもに落ち着くための指示を与える

今の状況で言い合っても意味がないことを説明して、落ち着くように言います。

「りんちゃん、そうちゃんの持ってるもので遊びたいのは分かるよ。でも、無理に取ったらダメでしょう。ママは『ダメよ』って言ったけど、りんちゃん今は『嫌だ嫌だ』で聞けないね。ちょっとそこで座って、落ち着きなさい。」

落ち着くまでの時間を与える

親は一旦部屋を出ていくなどして、子どもと距離を取ります。

少し時間を置いたら、「落ち着いた?さっきのこと話そうか。」と声をかけます。

ここで落ち着いていなければ、「まだ話す準備ができてないみたいね。また来るよ」と言い、落ち着くまで時間を取ります。

その日に落ち着かなければ、次の日に話したっていいんです。

落ち着いていないと何を話しても子どもに伝わりません。

子どもが落ち着くまで、絶対に話をしないことです。

共感的表現

子どもが落ち着いて、話ができる状態になったら、まずは子どもの気持ちを代弁し、親が子供のことをわかっていることを伝えましょう。

「りんちゃん、そうちゃんが遊んでると、楽しそうで、りんちゃんもーってなっちゃうのはわかるよ。」

状況を説明する

何が問題だったのか、状況をわかりやすく説明します。

「でも、無理にとるのはよくないよね。それで、ママに注意されて怒っても、何にも楽しいことないでしょう。」

落ち着くヒントを子どもに教える

子どもがイライラしたときに、どうすればいいのか、落ち着く方法を伝えます。

「怒りたくなったら、目を閉じて、ゆっくり5秒数えてごらん。」

落ち着くヒントを練習させる

落ち着く方法を練習させます。

「じゃあ、練習だよ。目を閉じて。いーち、にー、…」
「どうかな?ちょっと落ち着いたでしょ。落ち着くと、ちゃんとお話できるね。また怒りたくなったら、やってみてね」

もとの問題に戻る

もともとの問題について話し合い、悪い結果を与えます。

「じゃあ、無理にオモチャ取っちゃったから、そうちゃんにママと一緒に謝ろう」

一人で謝るのが難しい場合は、親もついていってやりましょう。

「時間がないのにー」と思いますよね(笑)。

でも、たった数秒のことです。

謝るのは楽しいことではないので、子どももなかなか気が進みません。

一緒に謝ることで、子どもの背中を押すことができます。

ちゃんと謝れたら、いっぱい褒めてあげてくださいね。

大変だけど、必ず伝わります。

自分自身をコントロールする教育法、いかがだったでしょうか?

長くて大変だし、ここまでやるのは一苦労ですよね。

でも、このくらい丁寧にやると、すごく子どもに伝わります。

子どもに伝わらないのに、何度も何度も怒鳴るよりも、子どもに伝わる方法で丁寧に教えた方が、実は省エネなんですよ。

ぜひお試しください。

 

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