Contents
子どもの問題行動を、予防する?
スーパーで買って買ってと駄々をこねたり、歯磨きを嫌がったり、子どもの困った行動はたくさんあります。
困った行動が起きたとき、強く叱っても、優しく諭しても、なかなか言うことを聞いてくれませんよね。
うちの子も、1回いやいやが始まると長くて、親のほうが泣きたくなっちゃいます(笑)。
実は、すでに始まってしまった困った行動を、途中でなんとかするって、すごく難しいんです。
風邪を例にするとわかりやすいんですが、一旦風邪を引くと、どんなによく効くお薬を飲ませても、しばらくは治らないですよね。
風邪の予防が大事なように、子どもの困った行動も、予防が大事なんです。
今回は、子どもの困った行動を未然に防ぐ、「予防的教育法」についてお話します。
まずは、問題確認
まずは、よくある子どもの困った行動をリストアップしてください。
我が子の場合
その中から一つを選び、子どもが落ち着いている時に、以下のように話をします。
「仕上げ磨きを嫌がる」うちの子の例でお話しますね。
実践してみよう。
難しくないので、すぐに実行できるのでやってみてください。
子どもにしてほしいことを具体的に説明する。
子どもの側に立った理由を説明する
実際に練習してみよう
「練習」は、馴染みがないかもしれませんが、これが一番大事です。
2・3回練習して、できたらたくさん褒めてあげてください。
うちの子の、楽しく練習してくれます。
大きくなってくると、練習は子供っぽくて嫌がるかもしれません。
そのときは、「次からどうするんだった?」と、言葉で確認するだけでも大丈夫です。
しっかり練習しておくと、次に子どもの困った行動が起こりそうな時に、「練習したよね。どうするんだった?」と声をかけるだけで、上手にやってくれることもあります。
子どもも大人も同じなんです。
うちでは、仕上げみがきの直前に、「これから仕上げ磨きするけど、どうするんだっけ?」と聞くと、「はーい」と言って膝に寝転んでくれるようになりました。
頭ごなしに「こうしなさい」と言われるよりも、自分から行動できるように促したほうが、気持ちよく良い行動をしてくれます。
大人もおんなじですよね?
上司に、あれやれこれやれとしつこく言われると、やる気が無くなります。
そんな経験誰にもあるのでは?誰だって、怒られるのは嫌なもんですよね。
「予防的教育法」は、CSPの方法の中でも、私の一番のオススメです。
風邪も子どもの困った行動も、予防が一番。
困った行動をどんどん防いで、毎日楽しく過ごしましょう。
コメント