死別の悲しみをあたたかく包んでくれる絵本
別れは、必ずやってくるものです。
そんな時、悲しみをあたたかく包んでくれるそんな1冊の紹介です。
「なきすぎてはいけない」
大切な人からのメッセージ
この絵本は、死にゆくおじいちゃんが、孫にあてたメッセージを、詰め込んだ絵本です。
優しいやわらかな、だけどどこかさみしげな絵とともに、おじいちゃんの愛情あふれる言葉
が綴られています。
自分の身近な大切な人に、置き換えて読んでみても良いかもしれません。
「わたしは よわむしがすきだ
よわむしの おまえがすきだ
よわむしは
ひとのかなしみを おもいやれるから」
よわむしの おまえがすきだ
よわむしは
ひとのかなしみを おもいやれるから」
この絵本で、私が一番ステキだと思った言葉です。
強さとは何か、弱さとは何かを考えさせてもくれる言葉だと感じました。
いつか我が子が死別の悲しみを体験した時、そっと読み聞かせてやりたいと思います。
おじいちゃんの、知恵と愛情がつまった絵本、「なきすぎてはいけない」の紹介でした。
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