人間の弱さと心理学。フロイトの防衛機制を知ろう。

人間は弱い

人間は弱く、誰もが自分を守ろうとします。

何か嫌なことがあったとき、あなたはどうしていますか?

今日は、何か嫌なことがあった時に、心を守ろうと働く仕組み、フロイトの防衛機制についてお話ししたいと思います。

この仕組を知ることで、自分を客観的に冷静に見ることができるようになるかもしれません。

人間嫌なことがあったときというのは、自分のことを中心に考えてしまいがちです。

自分の特徴を客観視することで、気持ちをコントロールしやすくなります。

それは、人間としての魅力をたかめることに繋がります。

他人のことも冷静に見つめることが出来るようになるので、視野をひろげ、付き合う人の幅を広げることもできるでしょう。

代表的な、防衛機制

私が、相談の仕事をしている中で、問題を抱えた人が良く持っている防衛機制の方法だと感じたのは、以下の2つです。

抑圧

自分にとって嫌だと感じる欲求や気持ち、出来事に蓋をし、「このくらい平気」と、何事もなかったかのように振る舞う事が「抑圧」です。

どんなに嫌なことがあっても、日常生活は送っていかなければいけないので、ある程度は必要な方法です。

ただ、あまりに何でも抑圧していると、自分の立場がどんどん危険な状態に追い込まれていっているのに本人が気づけず、どうにもならないところにまで追い込まれてしまうかもしれません。

また、自分では「大丈夫」と思っているので、周りが心配して手を差し伸べようとしても、その援助を受け入れず、どんどん孤立してしまう危険性もあります。

投影

自分のなかにある受け入れたくない嫌な感情や性格を、自分ではなく他者が持っているかのように感じること。

本当は自分が相手を嫌っているのに、「相手が自分を嫌っている」と感じたり、自分が相手を怒っているのに、相手が自分を怒っていると感じたりします。

「えー?そんなことあるの?」と思うでしょう。

でも、相談にこられる方の殆どに、この傾向がみられます。

そう、これは自分で自覚するのはかなり難しいものなのです

たとえば、とにかく相手を悪者にして、悲劇のヒロインのように振る舞う人を見たとき、周りは「それは思い込みだろう」と感じるかもしれませんが、本人は自分の感じていることが事実だと信じ切っています。

この傾向が強いと、周囲を過度に悪く評価してしまうので、敵を多くしてしまいます。世の中嫌いな人だらけなんて、楽しくないですよね。

それじゃあどうすればいいか。

そんな時、一呼吸置いて、自分の置かれている状況を見ることで、孤立したり、問題を抱え込むことが少なくなるかもしれません。

「抑圧」を自覚することで、「今、自分では大丈夫だと思っているけど、客観的にみたらどうだろう」と考えられたり、人からの援助を受け入れられたりすることができ、危機的な立場に追い込まれることを防ぐことができます。

自分の感じたことが、もしかしたら事実ではないかもしれないと、一呼吸おいて考えることが、「投影」をコントロールするためには必要です。

自分が感じていることが、はたから見てどうだったか、周囲に相談し、ほかの人の意見も取り入れてみるのも良いと思います。

まずは、知るところから始めよう

この2つの防衛機制は、どちらも周囲から孤立しやすくなり、問題を一人で抱えることに繋がるものだと思います。

はたから見ていると明らかなのですが、自分で気づくことが難しく、周囲が指摘してもなかなか受け入れられないことが多いです。

不安なとき、困難にぶつかったとき、自分の状況をしっかり把握し、自分で気づくことが必要なのだと思います。

難しいかもしれませんが、フロイトの防衛機制を知っていると自分をコントロールできるかもしれません。

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