認知の仕方を知ると、可能性が広がる。認知と心理学

理解の仕方も人それぞれ

どうしてわかってくれないの?あの上司は、全然理解してくれない、子どもになかなか伝わらない。そういう経験ありませんか?

もしかしたら、それは認知の違いかもしれません。

今日は、得意な認知、苦手な認知についてお話ししたいと思います。

認知というとちょっと難しいのですが、自分がどんな説明をされるとわかりやすいか、理解し易いかという話になります。

同じ物事の説明でも、説明する人によって、すごく頭に入る場合と、何を言っているのかわからず、眠くなってしまう場合とありますよね。

ちなみに、授業中眠くなるのはほんとに眠いのでなく、言ってることがわからず逃避してしまうことが多かったりします。

自分はわかりにくいと思った説明でも、同じことを聞いていた別の人にとってはわかりやすいということもあります。

それは、人それぞれ得意な認知、理解の仕方が違うからです。

自分・相手にあった認知を知る

以下は主な認知の仕方の違いです。自分に当てはめて考えてみてください。

〈言語性と動作性〉
言葉での説明のほうがわかりやすいか、見本や図など、具体的なものを目で見て理解するほうがわかりやすいか、という違いです。
・取扱説明書のように、言葉で丁寧に説明されたほうがわかりやすいという人は言語性の認知が強い人です。
・見本を見て、実際にやってみて、体で覚えていくほうがスムーズにできる人は、動作性の認知が強い人です。
〈視覚と聴覚〉
目で見て理解するほうがわかりやすいか、耳で聞いて理解するほうがわかりやすいか、という違いです。
・言葉だけの説明を聞いていると、頭がごちゃごちゃしてくるけど、同じ内容を紙に書いてもらえば、すっと入ってくる人は、視覚的な認知が得意な人です。
・逆に、紙に書かれたものだと、どこから手を付けてよいかわからず、人からの説明を聞くとわかる人は、聴覚的な認知が得意な人です。
〈継時処理と同時処理〉
順番に物事を提示されたほうがわかりやすいか、図のように同時に提示されたほうがわかりやすいか、という違い。
・「①~」「②~」というように、順番に必要なことを伝えられるとわかりやすい人は、継時処理が得意な人です。
・図や表で一度に示された方がわかりやすい人は、同時処理が得意な人です。
〈ワーキングメモリー〉
ワーキングメモリーとは、耳で聞いたことを短い時間覚えていたり、覚えていることを操作したりする力です。
・ワーキングメモリーが強いと、聞いたことを頭の中だけで考えることが得意で、一度に色々なことを考えられます。
・ワーキングメモリーが弱いと、一度聞いたことをすぐに忘れてしまったり、頭の中だけで考えているとゴチャゴチャしてきたりします。
・ワーキングメモリーが弱い人は、電話の取次ぎの時にはすぐにメモを取るようにしたり、何か考えるときは紙に書いて整理したりと、工夫する必要があります。
〈処理のスピード〉
考えをまとめたり、物事を捉え、対処したりするスピードのことです。
・ゆっくりと物事を考える人には、すぐに答えを求めても、あまり良いアイディアは出てきません。せかされると、処理が間に合わず、イライラすることもあります。
・その場で直感的に答えが出せる人からすると、ゆっくりと考える人は何も考えていないように見えることもあるかもしれません。

どうでしょうか?

自分の得意なもの、苦手なものがなんとなくわかってもらえたら、ありがたいです。

理解力がないのでなく、説明の仕方に問題が

自分の得意な認知の仕方を知っていると、相手に説明を求め際、「紙に書いてもらえますか?」「見本を見せてもらえますか?」と、自分の得意な方法を頼むことができるので、理解がスムーズになります。

また、相手に何か伝える際に、その人の得意な認知の仕方で伝えることで、自分の言っていることを相手に分かってもらいやすくなります。

何度言っても響かなくて、イライラするとき、有りますよね。

もしかしたらその人が苦手な認知の仕方で伝えていて、相手にはあなたの言うことが伝わっていないのかもしれません。

認知の方法を知ることで、自分が理解しやすいだけでなく。

相手に対してどのように説明すればよいのか幅が広がり伝わらなかった事が伝わるかもしれません。

是非、自分にあった方法を見つけて下さい。

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