発達障害は人生の壁ではない。心理学と発達障害について

発達障害は他人事ではないんですよ。

多かれ少なかれ、発達障害の傾向って誰でも持っていると思います。

私の旦那なんか、落ち着きがなくあまり集中力がありません。これは、ADHDの特徴の一つです。

そんな、発達障害についてお話したいと思います。

発達障害について知ることが人生に大きな意味をもたらします。

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発達障害について知ってほしい

この子はなんか変だな?

この上司は、言ってることがメチャクチャだ。

なんてことあったりしませんか?

そういった特徴が意外と、発達障害に近いものだったりします。

もし発達障害のことを知れば、この子変なのかな?がこれも一つの個性だという風に見方が変わります。

発達障害について知ることで、「人間は多様であること」「普通の人なんていない」という感覚を持つこと、人とは唯一無二の存在ということを知ることはとても大切なことです。

発達障害については、大分テレビなどでも取り上げられるようになったので、名前は聞いたことがある方が多いと思います。

実は、皆さんも関わっている

知的障害や身体障害の子とは、学校の特別支援学級などで関わることもあったと思います。
広汎性発達障害やADHDなど、軽度の発達障害の子と関わることはあったでしょうか?

文部科学省の調査によると、「全国の公立小中学校の通常学級に在籍する児童生徒のうち、人とコミュニケーションがうまく取れないなどの発達障害の可能性のある小中学生は6.5%」だそうです。40人学級で1クラスにつき2、3人の割合になります。
2012/12/5 日本経済新聞より

発達障害の割合は?

先日受けた研修では、発達障害の子の割合は、AB型の割合と同じくらい、と言っていました。

発達障害は、目に見えてわかるような、はっきりとした障害ではありません。

だから、私たちは発達障害とは知らずに、発達障害の子と関わっている可能性が高いのです。

発達障害の子と関われば関わるほど、その生きにくさを感じる一方で、自分との共通点も感じられます。

「広汎性発達障害」と、「ADHD」の特徴について

以下は、発達障害の中の、「広汎性発達障害」と、「ADHD」の特徴についてお話します。

自分にあてはまるものがあるか、チェックしながら読んでみてください。

〈広汎性発達障害について〉
・特定の事柄に興味を持ち、とても詳しい。(例 鉄道マニア、昆虫博士など)
・特定の行動パターンにこだわる。(例 決まった道順で目的地まで行きたがる)
・ごっこ遊びなど、創造的な遊びが少ない
・予定の変更のとき、気持ちの切り替えが難しい。(例 急に予定がキャンセルになると、怒ったり、ひどいとパニックになったりする)
・思い通りにしたい気持ちが強い
・言葉通りに理解する。
・話が一方的で、飛びやすい。延々と自分の話ばかりする。
・冗談や皮肉が通じない。
・敬語を使うのが苦手。
・気持ちのやりとりが難しい。
・空気を読めない
・集団生活が苦手。
・視線が合いにくい。
・感覚過敏(例 チクチクして着れない服がある)
・刺激に敏感(例 人の話し声が気になって、集中できない)
・不安になりやすい。
・食べ物の好き嫌いが多い
・収集が好き(例 切手コレクターなど)
・応用が苦手。言われたとおりにしかできない。
・順序立てたり、整理して考えることができない。
・不注意(例 よく物にぶつかる)
・大切なものかどうかの判断が難しい。優先順位をつけられない
・空想にふける
・時間の概念を理解することが難しい。
などなど
〈ADHDについて〉
・注意が散りやすい。呼ばれても気づかなかったり、言われたことを忘れてしまう。
・忘れ物が多い
・片付けが苦手
・思いつくままに話したり、行動したりする
・ケガが多い
・カッとしやすい。友だちに手を上げてしまうことも。
・じっとしているのが苦手。
・順番を守れない
・しばしば、身体のどこかを動かしている。などなど
「これでわかる 注意欠陥・多動性障害 ADHD」 榊原洋一監修 参考

どうですか?自分にも当てはまるものがあったと思います。

誰でも得意なところと苦手なところがあり、発達障害のような特徴を持っています。

その中でも、特徴がかなり濃く出ていて、日常生活でも困り感が特に強い場合に、発達障害の診断名がつきます。

見方を変えて、色んな世界を見てみよう

発達障害と、そうでない人の境目は、はっきり線が引けるものではなく、ゆるやかなグラデーションのようなものなのです。

私たちはみんな、発達に何らかの問題を持っています。

全くのノーマルな人なんていないのです。

それをわかっていることで、いろんな人と仲良くなれたり、人に優しくなれたり、人付き合いの幅が広がるんじゃないかな、と思います。

仕事での付き合いの中で、なんとなく付き合いにくい人、いますよね。

冗談が通じなかったり、気が利かなかったり。

そのマイナス面にばかり注目してしまうと、その人と距離を置きたくなります。

でも、人には得意不得意があり、その人の良い面、得意な面から学べることはとても多いのです。

発達障害の方の中に、優れた能力を持っている人は大勢いいます。

また、障害があるからこそ見える世界があります。

「あの人は自分とは違う」と思わずに、

「いろいろな人と関わることができて運がいい」

「面白い考え方見方をするな」

そんな見方ができれば、新しい発見や考え方につながり、人生はとても豊かなものになると思います。

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